イーブン夫婦ぐらし(by mama)

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年間4割貯蓄している我が家の家計(1)教育費・老後資金に向けて

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共働きママenchanです。 

 

結婚・出産した友人と話していると「教育費や老後資金、どれくらい貯金したらいいのかな?」という話をすることが多いです。

私は「目安となる金額はあるものの、家庭によりけりなので自分で計算して計画を立てた方が良い」と言っています。

というわけで本記事では、我が家がお金の計画を立てた方法をご紹介します。

ちなみに我が家は、昨年は収入の50%、今年は38%ほどを先取り貯蓄しております。

 

※ここでは一旦、投資も未来へお金を移動するという意味で、貯金に含めて話を進めます。投資に関してはまた後ほど。

 

 

 

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お金の計画を立てるために使ったもの

我が家はライフイベント表とキャッシュフロー表を使いました。

  • ライフイベント表とは、将来の出来事(入学、車購入等)と、それに必要なお金を時系列にまとめた表です。

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※画像の中身は架空の数字です。

 

  • キャッシュフロー表とは、 現在のお金の状況からライフイベント表を当てはめ、将来の予想をまとめた表です。

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※画像の中身は架空の数字です。

 

下記の日本FP協会さんのHPから雛形がDLできます。
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

 

 

全体像を説明すると

ライフイベント表で、将来やりたいこととそれに必要な金額を出す

キャッシュフローで、今の状況+将来の予測で①ができるかを検討する

③ ①と②を見比べて、実現できるように①②を修正していく

という流れになっています。

我が家が最初に作成したときは、私が1時間ほどでたたき台を作成し、その後夫婦で2時間ほどかけて作成しました。今年は子どもを出産したので、2日間かけて見直しました。

 

これらのものをFPさんに作ってもらった人は多いのではないでしょうか。それでも悪くはないのですが、私が一番オススメしたいのは、作ってもらったものを参考に自分で計画を立てることです。(逆も有り!)

 

 

我が家がライフイベント表とキャッシュフロー表でお金の計画を立てた理由

①将来と今の支出は違うから

今は子どもも小さく支出もあまり大きくありません。しかし、小学校・中学校と上がるにつれて、教育費・食費・被服費と・・・どんどん上がると考えられるためです。実際、我が家の計画では6年後には先取り貯蓄が14%になる予定です。予測ではありますが、未来も含めて計画することは現状だけ実施するよりも、より現実的な計画ができます。

 

②「いつか」では実現できなそうなやりたいことがあるから

我が家は10年後に家族みんなで沖縄の離島に行く!という夢があります。(他にも毎年九州まで帰省する、家族旅行は欠かさない…等)それらの夢を実現する為に、毎年教育費・老後資金とは別に積み立てをしております。そういったことを計画できるのもこの方法の良さです!

 

 

自分たちで計画を立てた理由

①計画は途中で変わるから→いつでも修正できるように!

計画はあくまでも計画で、途中で変わることなんて当たり前なので修正が必要です。どうしても予算より少し高い車欲しくなってしまった。電気代が想定以上に高くて節約しようもない。等は、普通に起こりえることです。そういった時に、少し数字をいじるだけで見直しできるように自分たちが修正できるものを作っておくと、状況に応じて臨機応変に対応できて便利です。

 

②お金の使い方は各家庭それぞれだから→自分たちの価値観に合わせて計画できるように! 

お金の使い方って、自分たちの価値観そのものです。我が家は一般的な支出と比べると「被服費はそれぞれのお小遣いからなので計画無し。その分、レジャー費を多目に。」といった具合に調整しています。自分たちで計画する時にも一般的な数字はもちろん使いますが、それを自分たちで調整できることができるので、計画がより確実になります。

 

 

自分たちで計画を立てる場合に見逃しがちな項目に注意する

自分たちで作るとなると、つい見落としがちな項目があります。

住宅のメンテナンス費、車両の法規点検、等…
そういったものに関しては、やはりプロのFPさんに作成して頂いたものが役に立ちます。逆にいうと、そこさえ抑えてしまえば、自分たちでも作れるというわけです。

 

自分たちで計画を立てたときに想定していなかった良かったこと!

①貯金へのモチベーションが維持しやすい

自分たちで計画を立てたので、迷うこと・疑うことなく貯金に励めています。「この4万円は太郎の教育資金のためで、このお金が無くても我が家は今月も十分生活していける計算のはず」という自信を持って貯金できています。

②家族で改めて価値観を共有できる

将来のことを具体的に話し合うので、旦那との将来を明確にできました。例えば「いつか行きたいと思っていた沖縄旅行」も、実現可能なように計画しました。その分「車のグレードはこれくらいでいいよね」といった折り合いをつけることもできました。

 

まとめ:まずは楽しく将来についてやりたいことを話し合ってみよう

なんとなくお金の計画の立て方の全体像をイメージして頂けたでしょうか。

ちょっと難しそう・大変そうという印象も与えてしまったかもしれませんが、やりたい未来のことを話し合うのでとても楽しいですよ!
何より、漠然とした不安が少し払拭されるはずです。

 

今後、我が家の計画(例)をご紹介するので、お楽しみに!

 

 

 

続編

約4割を先取り貯蓄している我が家はお金の計画をこうして立てた(2)〜①ライフイベント表の作成〜 - 共働きママenchanの楽しむくらし

 

約4割を先取り貯蓄している我が家はお金の計画をこうして立てた(おまけ)〜必要なツール〜 - 共働きママenchanの楽しむくらし